世界経済は亀のよう …


なり隔離された状態でもないかぎり、世界中で発生している経済問題は耳に入ってきます。この 2
ヶ月間で私はブラジル、中国、そしてインドを訪問しました。驚くほどの経済的な影響が各国で出ています。1
年前にインドを訪問したときにはボンベイの株価指数が急上昇していたことに驚き、北京ではオリンピックの準備が急ピッチで進んでいたことに驚きました。そ
の当時、1
年後にはまったく逆の状況になっているとは、だれが想像できたでしょうか。信用収縮が原因で、世界中の消費者の意欲が冷えています。銀行はお金を貸しませ
ん。プライベートエクイティーからですら調達は難しく、条件もそれほど魅力的ではありません。消費支出は著しく低下しています。最近の原油の価格をご存じ
ですか。原油の利益で躍進していた国は、ここ数年間で築いた経済を維持できなくなっています。原油先物が 12 ~ 18 ヶ月先まで売られるということは、通常では考えられないことです。こちらにエネルギー関連のデータ
豊富にあります。インドと中国では、経済を再活性化しようと、政府がインフラ整備プロジェクトを開始するという記事があります。株式市場の反応は、ファン
ダメンタルズというよりも恐怖によって動かされているように思えます。下落の底がどこにあるのか、だれにも分からないという恐怖です。何がきっかけとなっ
て消費者の意欲が好転し、また消費を増やすのでしょうか。経済の約 70%
は消費者によって動かされていると読んだことがあります。別の重要な要素は、企業が資金を調達できる金融市場です。一部の国の消費者は巨額の借り入れを行
うことが習慣になっているため、消費を再度増やすには借り入れを可能にする必要があります。これを解決する公式は非常に簡単なように思えます。

修復 = 貸し付け + 消費


だし借り入れて消費することは、世界中で非常に難しい課題となっています。うまくいっているときは消費意欲は旺盛ですが、うまくいかなくなったときに意欲
を保つことは本当に困難です。プライベートエクイティーやベンチャーキャピタルは、経済が収縮している間は硬直的になりがちです。起業家に新たな資金が提
供されるには、おそらく新しい投資家の登場が必要でしょう。世界中の銀行は、積極的に資金提供する気は今のところないようです。企業も消費者も経済の収縮
を感じています。

世界は、手、足、しっぽ、そして首を伸ばし、再びゆっくりと前に歩き出さなくてはなりません。どこに住んでいたとしても、貝殻の中に閉じこもっていては進歩がありません。これは本当に、解決が必要な世界的な課題です。

Advertisements

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s